仏壇に故人の写真を飾ってはいけないのはなぜか?
浄土真宗の仏壇「御内仏」は、阿弥陀如来の極楽浄土を表現した空間であり、本尊は阿弥陀如来一仏である。それ故、私たちは内仏の阿弥陀如来を拝み念仏を称えるはずなのに、故人の写真を拝み、手を合わせて念仏してしまうことになる。
このように合掌礼拝対象である阿弥陀如来以外の写真等を御内仏の中に飾る必要はない。
しかし、仏壇の外に飾ることは可能であろう。飽くまで、阿弥陀如来の浄土荘厳と、娑婆世界とが異なることを弁(わきま)えるべきである。
【 『ここがわからん 浄土真宗』 大法輪閣編集部 [編] 】
上記に書かれている理由により、故人の写真を飾る場合は、仏壇の外に飾るように心がけましょう。( According to the above reason, we should take care to display the photo of the departed outside the family alter. )