念仏で、人生が好転し始める ( Life Begins to Improve by the Nembutsu )
- 新しい能力がどんどん目覚めるとき
ずいぶん、長い間、坐禅をしてきた。黙って、ただひたすら座る。
「なんの役に立つのか!」
先輩からも、友だちからも、ずいぶんバカにされた。が、坐禅をしてみればわかるが、坐って静かな時間を持つと、新しい能力に目覚めてくる。
念仏もそうだ。「ナムアミダブツ」と唱えて、自分の人生にプラスになるか?
なるか、ならないか、一度、チャレンジしてみるのも、いい。
快い音のくり返し、しかも、感謝しながら……..。いつの間にか、自分が伸びる能力が開けたように思える。自分の得意が、ぐんぐん伸びる。健康な力も、出てくる。
仏号を称念し、余の善根を修行す ( 末燈鈔 )
ナムアミダブツと唱える(仏号を称念し)と、自分の体の中に眠っていた、すばらしい直感力とか、センス、また体の生命の力(善根)を発揮する修行ともなる。
ナムアミダブツと唱えることで、生きる力が湧いてくるという趣旨が書かれています。即ち、「念仏で人生が好転し始める」という機会に恵まれることに繋がります。究極的には、(阿弥陀仏の本願を疑いなく聞いて)浄土に往生できることが約束されていることに繋がります。称名念仏の大切さを思います。