お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

The Strenuous Spirit(頑張り心)

「きばり心」を抜いたとたん
     あんな快い 安らぎの世界に変わる (東井義雄)


 国語辞典によりますと、「きばる」という意味は「力を入れる。いきむ。意気込んで張りきる」とあります。ですから「きばり心」とは「意気込んで張りきる心」と解釈できるでしょう。
 私はここでyamamoyaさんの「安心問答」(2013-03-16)の質問者さんの言葉「やはり自分の力は間に合わないという心になるまで頑張らなければならないのでしょうか」を読んだ時、この「頑張らなければならない心」即ち「頑張り心」が「きばり心」と重なり、東井氏の上の言葉を思い浮かべました。上の言葉は、「『頑張り心』を抜いたとたん あんな快い 安らぎの世界に変わる」となります。
 質問者さんは、きっと「頑張り心」に強く固執して、しっかりと握りしめておられると思います。今ここで、その「頑張り心」をふっと手ばなされたらどうでしょう。きっと快い安らぎの世界が開かれると思うのです。東井氏の言われる通りです。



「きばり心」を抜いたとたん
       あんな快い 安らぎの世界にかわる
On leaving out your strenuous spirit, such a serene peaceful world will open out before you.


※東井氏の上の言葉は、前に「カレンダーのことば」(2013-01-11)として挙げた3月の言葉です。尚「カレンダーのことば」は東井義雄氏の言葉であることがわかりました。

[東井義雄- Wikipedia]
東井義雄(とういよしお、1912(明治45年)4月9日〜1991(平成3年)は、日本の教育者、浄土真宗僧侶。兵庫県豊岡の浄土真宗の東光寺に生まれる。1932年(昭和7年)に姫路師範学校を卒業した。小学校教師として奉職、多くの著書を著す。