お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

What Is ‘the Fatal Result’ ?(とんでもない結果とは?)

 前々回、目的を間違えると、とんでもない結果になると書きました。その結果とは阿弥陀様を身近に感じられないことであり、また仏教の目的である成仏はできないことでもあります。このことから、もう少し話を進めてみたいと思います。

 
 某会の教える横の線を進むこと、そして決勝点にたどり着いて絶対助からない自分だったと知らされ、暗黒の地獄に切り堕とされること。在籍中は、これらのことは阿弥陀仏によってそのように導かれているのであると教えられ、阿弥陀仏にしかできない導き方であると信じていたのでした。

    
 しかし、その固く信じていたことが間違いであったことが、稲城選恵師の論文「『現代の教学問題』派外からの異説について(宗義研究会所収)」(2012/09/14のブログに掲載済みです)から明らかになりました。あの時は頭をガーンと一撃されたようなショックを受けましたが… 。 

   
 論文によると、無限の暗黒の世界に堕ちる体験は、あくまでも人間の理性の範疇で認識し得るものだというのです。従って阿弥陀様に導かれているというのは、妄想以外の何ものでもなかったわけです。また根本的に、某会の教えが正しい教えと如何に矛盾しているかは、阿弥陀仏の教えは「今助ける」、「今すぐ来なさい」という「今」の教えであることからも明らかです。悠長に「横の線を進みなさい」なんて言っておられないのです。

   
 横の線を進むこと自体が誤りだとわかります。仮にこの線上を進み続けるなら、それは「百年河清を俟(ま)つ」に等しく、いつまでたっても成仏という目的は達成できない結果に終わるでしょう。

  
 未だにこの横の線を進もうとしている人は、翻って今すぐ阿弥陀仏一仏に向くべきではないでしょうか。


Now or never !(今でしょ!
Amida Buddha is always calling to us, “Come soon, immediately!” “Never hesitate, but
come in a moment !” “I’ll save you now !” There is no time left to lose. We should
turn to the Buddha right now.