A Gate Pine Tree(門松)
年の瀬も迫り、店頭に門松等の正月飾りが並ぶ時期になりました。この「門松」を用いて、室町時代の臨済宗の僧、一休さんが、「門松は冥土の旅の一里塚 ( The New Year’s gate decorations are but milestones on our road to Hades.) 」と歌ったことはよく知られています。
この意味を『故事ことわざ辞典』には次のように書かれています。「門松は正月を祝うめでたいものだが、門松を飾るたびに年を取って死へ近づいていくのだから、言わば門松は死への一里塚のようなものだということ」。
また大意を「年を重ねるにつれて近づくのが墓 ( The more years you have, the
nearer your grave. ) 」と書かれています。
なお、この歌のあとに「めでたくもありめでたくもなし」と続けて言われることもあるとも書かれています。・・・・・さて、個々人はどのように感じるのでしょう。