お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

まるでブーメランのよう ( Just Like a Boomerang ) 

 

 「他人を指さす時は、残りの指が自分をさしていることをわすれるな、と言った人がいる。まさにそのとおりで、人に向ける非難や誹(そし)りは、しばしば、自分自身にもあてはまる。私もそうだが、自省の苦い思いとともにこの警句にうなずく人は結構多いに違いない」。これは、朝日新聞編集委員、福島甲二氏の同紙コラムでの言葉です。        

 「人に対する非難や誹りは(=他人を指さす時は)、自分自身にも跳ね返ってくる(=残りの指が自分をさしている)」のです。まるでブーメランのように。           

 パーリ語経典(仏典)には、「自分を苦しめず、また他人を害しないような言葉のみを語れ( Say only the words that neither torture oneself nor hurt others.)」とあります。   

 仏さまの教えは「他人を誹謗したり謗ったりしないようにしなさい」ということです。言葉遣いには十分気をつけなければならないと思います。