楽しむ ( Enjoy )
浄土(真)宗では、浄土に往生して仏になった人は、再びこの世に帰ってきて、衆生を教化(きょうけ;衆生を仏道へと教え導くこと)して、救済すると説かれています。
その時の衆生を導き、救済活動をされる仏さま方の心境は、ただ「救済を楽しむこと」であると言われます。
アスリートたちが、試合などに出場する時、誰かに「頑張って下さい」と励まされた時、「はい、楽しんで、やってきます」と答えている場面を何度か見かけたことがあります。その言葉には、彼ら自身の「士気を高めよう」とか、「前向きにとらえよう」という気持ちが感じられます。確かに、私自身も何かしなければならないことや、こうしようと思っていることがあれば、楽しんで行おうと自覚することで、前向きになれると感じています。
「仏さまの楽しむという境地を見習っていきたいものです( I’d like to follow a Buddha’s
mental state of enjoyment. )」。
※参照https://miko415.hatenablog.com/archive/2016/03/03(「遊ぶ」の意味)