お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

言葉は鋭い刃である ( The words are sharp blades )

 自分を苦しめず、また他人を害しないような言葉のみを語れ / ダーナヴァルガ

 人間関係に上手な言葉は必要ありません。大切なのは「うまく話す」ことではなく「やさしく話す」ということです。

 「人が生まれたときには、実に口の中に斧が生じている。人は悪口を語って、その斧によって自分自身を斬るのである」

 と仏典にもあるように、もともと言葉は刃のようなもの。扱い方を間違えれば、思いもかけず多くの人を傷つけてしまいます。そして返す刃が自分自身も切り刻んでしまうのです。

 それを避けるためにも大切なのが「自分を苦しめず、また他人を害しないことばのみを語れ」という心がけです。

 相手に合わせてばかりでは、付き合っていくのがつらくなります。本当の自分で付き合っているわけでもないので、いつ破綻するやもしれません。かといって自分勝手に振る舞うだけでは、相手を傷つけるばかりです。相手も自分も傷つけない。そんな心がけが大切なのです。 【 『老いを生きる 仏教の言葉100』 ひろ さちや[監修]  】

 

 「人が生まれたときには、……………………その斧によって自分自身を斬るのである」と仏典に書かれていることに驚きました。如何に「言葉は鋭い刃である」かが実感できます。人に悪口を語るという悪因を残せば、仏教で教えられる悪因悪果によって、必ず相手から悪口を返されたり、憎まれたりというような悪果が生じます。つまり、自分の発した悪口で、その斧によって自分自身を斬ることになるというのです。

 このような悪果を招かないために、「『やさしく話す』、『相手も自分も傷つけない言葉のみを語る』ことに留意したいと思います。( I want to take care “ to tell tenderly “ and “to only say the words which hurt not a partner nor myself.”)」