お慈悲のままに

日々、思ったことを綴っていきます~(ちょっと英語もまじえて)。私の趣味は‘英語を楽しむこと’です。その一環として少し英語を取り入れることにしました。

2013-01-01から1年間の記事一覧

To Board a Vehicle(乗り物に乗る)

私たちは乗り物に乗ったら、この電車や運転手は大丈夫だろうかと心配していないでしょう。今日、私は近鉄電車で参りましたが、お客さんは本を読んだり、おしゃべりしたり、なかには眠っている人もいました。絶えず運転手の運転を心配しながら乗るのだったら…

Blessings Given by Amida Buddha(阿弥陀様からのお恵み)

●御一代記聞書(二九七) 蓮如上人はご門徒からの贈物を衣の下で手をあわせて拝まれるのでした。また、すべてを仏のお恵みと受けとめておられたので、ご自身の着物までも、足に触れるようなことがあると、うやうやしくおしいただかれるのでした。「ご門徒か…

Where Is Amida Buddha?(阿弥陀様はどこにおられるの?)

南無阿弥陀仏のほかに仏様は別におられません。私の口から出てくださる南無阿弥陀仏という言葉が仏様そのものです。阿弥陀様においては、名前と実物とが分けられないのです。仏様は名前となって私の行くところどこでもおいでになります。車を運転していよう…

When You Preach(説教する時は)

Practice what you preach. ≪proverb≫ (他人に向かって)説教していることは(自分でも)実行せよ。≪諺≫ この諺を読んだとき、それまでくすぶっていた疑問が解けたことを思い出します。某会を脱会した頃、不思議に思っていたことですが、どうして某会会長は…

A New Broom(新しいほうき)

A new broom sweeps clean. ≪proverb≫ 新しいほうきはよく掃ける。 (新任の者はよく仕事をする)≪諺≫ つい先ごろ、参議院選挙が終わりました。当選者たちは、喜々としてこれからの議員としての抱負を語っていました。上の諺で言えば、彼らは新品のほうきで…

Life without Any Regrets(悔いなき人生)(2)

本願力にあひぬれば むなしくすぐるひとぞなき 功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし(『註釈版聖典』五八〇頁) 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 如来の本願力に会えばむなしく過ぎるということはない、と聖人はおっしゃっています。お念仏に会…

Life without Any Regrets(悔いなき人生)(1)

愛憎にまみれたみにくい一生であっても、私にとっては、ただ一度っきりのかけがえのない人生です。空しく死んでゆくわけにはまいりません。それがいま、真実のことばにあい、人生が聞法の道場であったと領解するとき、聞くべき真実を聞き、あうべきものにあ…

The Happy Nation(幸せの国)

Bhutan is famous for trying to develop what it calls “Gross National Happiness.” It is known as “the last Shangri-La” ― a remote Himalayan nation, rich in natural beauty and Buddhist culture, where national happiness is prioritized over ec…

True Love (真実の愛)

まことの愛とは、相手の「いのち」のかけがえのない尊厳さにめざめ、相手をほんとうに大切なものと思う心から出てくるいつくしみの心です。それは決して憎しみに変わることはないはずです。お互いが、一つの大きな「いのち」のなかで連体し、一人ひとりがか…

The Ego Lurking in Love(愛にひそむ自我性)

愛より愁いは生じ、愛より怖れは生ずる。愛を超えし人には愁いはなし。かくていずこにか怖れあらん。(『法句経』一六「愛好品」) というふうに、自分自身にとらわれ、自分に都合のいい人や事物を自分の所有物としたいと貪り求めてゆく心のはたらきを愛とい…

The Existence of Amida Tathagata(阿弥陀如来の存在)

太陽は、太陽の光がその存在を私に知らせているように、尽十方無碍光如来はそのみ名という智慧の光のことばのみが、その存在を私に知らせ、無碍の救いに気づかせてくれるのです。さらにいえば帰命尽十方無碍光如来というみ名のみが大悲智慧の光であり、如来…

An Only Child(ひとり子)

親鸞聖人は『浄土和讃』の「勢至讃」のなかに勢至菩薩が救われた念仏の徳を 超日月光この身には 念仏三昧をしへしむ 十方の如来は衆生を 一子のごとく憐念す (『注釈版聖典』五七七頁) とたたえられています。 超日月光とは阿弥陀仏の異名です。その念仏と…

Life Is like an Onion(人生は玉ねぎのよう)

Life is like an onion: you peel off layer after layer and then you find there is nothing in it.(人生は玉ねぎのようだ。ひと皮ひと皮むいて行くと中には何もないことがわかる。) 今年も玉ねぎの収穫の時期になりました。我が家のほんの小さな畑でも…

Why We Should Not Kill Ourselves (なぜ自殺はいけないのか)

●一人一人は命は自分だけのものだと思っているかもしれませんけれども、これみな同じ一つの命なんです。命そのものはそんな狭い枠にはまらないのです。命は決して人類だけの所有物じゃありません。草花でも動物でもすべて生き物は同じ大きな一つの命を生きて…

Now or Never !(今でしょ!)

そもそもお浄土の門をお浄土に行ってから初めてくぐると想像しているのが信心のない証拠です。お浄土への門はそんなところにあるのではなく、今ここにあるんです。「弥陀の誓願不思議に助けられまゐらせて往生をばとぐるなりと信じて念仏申さんとおもひたつ…

How to Taste Other Power ___ in My Case(他力の味わい___ 私の場合)

「仏法においては、愛するものと別れる悲しみにも、求めても得られない苦しみにも、すべてどのようなことにつけても、このたび必ず浄土に往生させていただくことを思うと喜びが多くなるものである。それは仏のご恩である」と仰せになりました。 【 蓮如上人…

How to Taste Other Power_in Manshi Kiyozawa's Case(他力の味わい_清沢満之の場合)

清沢満之という人はまた、如来の他力ということを独特な仕方で味わって、自分がいまここでやっていること全ては如来様の力でやらされているのだと言っています。たとえば原稿が書けなくなったら、それは、如来様が「いまは書くな」と言っておられるからであ…

Wavelength(波 長)

波長が合わないと電波交信ができないように、人と人の間も波長が合わないとお互いの意思疎通がうまくできません。 例えば、私とAさん、私とBさんとはそれぞれの間で話が合う(つまり馬が合う、または気が合う)のに、AさんとBさんとは話が合わない(つまり波…

The Comparison of Other Power to a Magnet(‘他力と磁石’の譬え)

『教行証文類』「行文類」に「他力というは如来の本願力なり」と定義されていますが、それを譬えて「なほ磁石のごとし、本願の因を吸うがゆえに」(『注釈版聖典』201頁)といわれています。 他力というのは、たとえば磁石が鉄を吸い付けるように、阿弥陀仏…

Frail and Lonely, Thatcher Lived Her Last Years(サッチャーの寂しい晩年)

Frail, her memory failing and with few visitors for company, Margaret Thatcher's final months were a marked contrast to her zenith striding the global stage. ………………………………………………… Eventually she gave in being a frustrated stateswoman and hea…

A Life with Laughter(笑いのある生活)

笑いのある生活 「笑い」「笑顔」って人を幸せにしてくれますね。もし生活の中に笑いがなかったら…。結婚式の会場がみんな無表情。喜劇や漫才を見てうなづくだけ…。考えただけで暗い気持ちになります。 笑いには、たくさんの効果があります。笑顔によって人…

Never Nurse Delusions(妄想するなかれ)

いかりをすて たかぶりを離れ ありとある結(まつわり)をこえよ かかる人に すべてのくるしみはきたらず ____ダンマパダ(「発句経」) 怒りを捨て、慢心を取り除き、あらゆるとらわれを超越するには、どうすればいいのでしょう。私はブッダの冒頭の言…

Violence( Corporal Punishment; Abusive Language; Grudge ) 暴力(体罰;暴言;恨み)

本当に他人に傷害を加えない人間とは 身体によっても 言葉によっても また心の中でも 他人に傷害を加えない人間である ___サンユッタ・ニカーヤ(「相応部経典」) ブッダは、相手の心を傷つける言葉を使ってはいけないし、相手を憎んだり、恨んだりする…

Self-knowledge of Coldness and Warmth(冷暖自知)

改めて「冷暖自知」という言葉について考えてみました。この言葉は以前手品師さんのブログで紹介されていたもので以下のようです。(引用、承諾済み) 「弥陀の心光が私を包んでくださるということは、ご信心を得ないことにはわからないが、得たら説明の必要…

A Sensitive Heart(感じる心)

阿弥陀如来のお慈悲は、人間の身体や知性ではとうていわかりません。何によってわかるかというと、それは心でわかるのです。感じる心です。有り難いというのはこれは頭のはたらきではありませんね。頭は損か得かはわかるかもしれないけれど、有難いというこ…

一人を慎む

「疑いなく信じておまかせするもののことは、阿弥陀如来がよくご存じである。阿弥陀如来がすべてご存じであると心得て、身をつつしまなければならない。目には見えなくてもつねに如来がはたらきかけてくださっていることを恐れ多いことだと心得なければなら…

Machine Translation(自動翻訳)

私の知人が英語の自動翻訳(機械翻訳)を試みたところ、日本文はさっと出てきたものの、単語の羅列が多く、日本文になっていないというようなことを話していました。例えばその一例を紹介します。 英文: Thus it remains unknown whether higher diuretic r…

As Hope Recedes(希望は遠のいて)__「アンネの日記」から思うこと

This evening there was a long, loud ring at the door. I turned white at once, got a stomachache and heart palpitations, all from fear. At night, when I'm in bed, I see myself alone in dungeon, without Mommy and Daddy. Sometimes I wander by…

What Right Dharma Teaches(正法が教えること)

仏陀とは、生と死を越えて、生と死を一望のもとに見通すような智慧を獲得して、生きることもありがたく尊いことであり、死ぬこともまたありがたく尊いことであると言い切れる精神の領域を開いているお方です。 そのように生と死を越えて、生と死を全体的に見…

The Strenuous Spirit(頑張り心)

「きばり心」を抜いたとたん あんな快い 安らぎの世界に変わる (東井義雄) 国語辞典によりますと、「きばる」という意味は「力を入れる。いきむ。意気込んで張りきる」とあります。ですから「きばり心」とは「意気込んで張りきる心」と解釈できるでしょう…